アフタ性口内炎（潰瘍性口内炎）とは？

アフタ性口内炎について、少しご説明します。

まず、口内炎ってよく一括りにされますが一体どんな症状のことを指すのでしょう？

一言で言うと、口の中や唇、舌の粘膜などが炎症を起こすこと全般を、ひとまとめに「口内炎」と呼ぶわけですね。

人間の口の中（口腔）は、食べたり呼吸をしたり、話したりするたびに外気などに接しています。

当然ながら、食べ物にも外気にも、たくさんのウイルスや細菌はウヨウヨいますし、ほこりなども混じっています。

そんな中で口の中の粘膜（口腔）を噛んだり、傷つけてしまったとしたら？

粘膜の傷口が、ウイルスや細菌などに集中攻撃を受ける危険性があるわけですね。

口の中は鼻や喉にも粘膜でつながっています。

ですから、本来であれば構造的にウイルス・細菌などからは守られていますが、その種類や強さよっては炎症を引き起こすわけです。

白く粘膜がえぐれたようになる潰瘍、または水疱になったりする状態。

これがアフタ性口内炎なのです。

ちなみに、直径が1�p未満のアフタ性口内炎のことを小アフタと言い、1�p以上になると大アフタと呼びます。

４つも５つも同時に出来ることもよくあります。

その場合、1つで出来てしまったところへさらにその近辺を噛んでしまい2つ目が出来る。

そしてさらに続けて３つ目、４つ目・・・というパターンが多いですね。

通常は放っておいても１〜２週間もあれば完治するでしょう。（大きさや状態による）

しかし、アフタ性口内炎は再発することも多く、何度も繰り返してできるもののことを、再発性アフタ性口内炎と言います。