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アフタ性口内炎にアフタッチの効果はどうか?
アフタ性口内炎に、アフタッチというパッチタイプの薬があるのをご存知でしょうか?
アフタッチは、1982年から佐藤製薬から発売されている口内炎の治療薬で、アフタッチ口腔用貼付剤と呼ばれています。
アフタ性口内炎に効果的なアフタッチは、丸いシールのような形状ですが、口の粘膜に貼って使用します。
アフタッチの主成分はステロイドです。
口の中の粘膜に貼ることで、口内炎の中にステロイドがだんだんと浸透して、炎症を抑える薬です。
飲み薬は身体全体に作用しますが、貼るタイプですのでそんなことはなく、アフタ性口内炎になっている部位のみに作用してくれます。
そのため、余計なところまで作用しないメリットがあります。
ここでは、そんなアフタ性口内炎に良く効くと言われるアフタッチについてご説明します。
アフタ性口内炎に効くアフタッチとは、どんな薬?
アフタ性口内炎に効くアフタッチが、口の粘膜に貼るステロイド薬ということは前述しました。
アフタッチは、ステロイドの強さとしては「中くらいレベル」なので、ゆっくりと炎症を抑えてくれる薬です。
ところで、ステロイドとは何なのでしょうか?
ステロイドは、主なはたらきとして「炎症を抑える」「免疫反応を抑える」「皮膚の細胞増殖を抑える」の3つが挙げられます。
アフタッチの場合は、「炎症を抑える」という効果を主に期待して貼る薬です。
つまり、すごく痛いアフタ性口内炎の炎症を抑え、痛みをやわらげてくれるわけですね。
ステロイドは免疫反応(身体がばい菌などの異物と闘う反応)を抑える事で、塗った部位の炎症反応を抑える作用があります。
その反面、ステロイドは優れた抗炎症作用がありますが、長期に渡って使用すると副作用の問題があります。
どんなステロイドも長期使用によって、皮膚の細胞増殖を抑えたり、免疫低下につながります。
そのために皮膚が薄くなったり、感染しやすくなるという副作用の可能性があるのです。
なので、アフタッチも常に使い続けるというのはおススメできません。
つまり、アフタ性口内炎の皮膚の症状にあわせて適切に使い分ける必要があるわけですね。
アフタ性口内炎に効果的なアフタッチの特徴
では、アフタッチがどんな疾患に効くのかというと・・・
まずは、抗炎症作用です。
アフタッチのようなステロイドの作用は様々ありますが、1つに免疫抑制作用があります。
免疫は、ばい菌や異物が体内に入ってきた時、やっつけてくれる体の機能の事です。
もちろん免疫は身体にとって不可欠なものですが、たまにこの免疫反応が過剰になることで細胞を傷つけることがあります。
アレルギーなどはそれの代表のようなもので、本来は無害であるはずのものを敵だと思って攻撃してしまうわけですね。
花粉が無害なのに、そうなるのはまさしく過剰反応と呼べるわけです。アトピー性皮膚炎も同様です。
ステロイドは免疫を抑えるはたらきがありますので、これによって炎症が抑えられます。
また、ステロイドは免疫を抑制することで、炎症反応を生じにくくしてくれます。
アフタッチは口腔内の炎症である口内炎に貼る事で、炎症反応による症状を和らげてくれる薬なのです。
あと、アフタッチは口腔内で?がれにくいように作られています。
具体的には、「ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)」「カルボキシビニルポリマー」という粘着性の強い物質が配合されています。
その結果、水分が多い口腔環境でも薬が流れていきにくいように作られているのです。
また、これらの成分のおかげで「ステロイド」を徐々に放出します。
そのため、アフタ性口内炎などに長時間働きかけてくれるという、うれしいメリットもあります。
ただし、前述しましたようにアフタッチはステロイドですので、常用しないということは頭に入れておきましょう。
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