アフタ性口内炎と親知らずの関係性とは?

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アフタ性口内炎と親知らずの関係性について

アフタ性口内炎が親知らずのあたりの歯肉にできてしまうケースがあります。

 

私も、4本のうちの3本の親知らずがうまく生えずに歯茎を突き破り、そこにアフタ性口内炎が何度もできた経験があります。

 

親知らずは、うまく生える人はそれほど痛みもなく、歯茎に炎症を起こすこともほとんどない場合があります。

 

しかし、私のようにアフタ性口内炎がもともと出来やすい上に、親知らずが歯茎を突き破ったり炎症を起こした場合、何度もアフタが出来ることも珍しくありません。

 

ここでは、そんなアフタ性口内炎が親知らずによってできるケースについてご説明します。

アフタ性口内炎が親知らずのところにできる原因は?

アフタ性口内炎が親知らずによってできる場合、一時的なものとはいえ、とても憂鬱な気分になります。

 

「親知らず」が生えて来るだけで歯茎の炎症や痛みに悩まされますが、そこにアフタ性口内炎が頻繁にできれば、痛過ぎて何もできなくなります。

 

そして、親知らずの生え方や炎症によっては同じ場所に繰り返しできるという人も多いのではないでしょうか。

 

親知らずの近くでは、歯ブラシが届きにくいため、親知らずの奥側や、歯茎の溝に汚れが溜まりやすくなります。

 

そのため、人の口内に必ず300〜700種類はいるとされている常在菌が親知らず周辺にたまってしまい、アフタ性口内炎が繰り返しできるということがあります。

 

特に、現代人は固いものを食べる習慣が減少しており、顎の発達が小さくなってきていることから多くの人が親知らずの生えてくるスペースがありません。

 

狭いスペースに無理やり生えてこようとするため、歪な方向に生えることにより、余計に歯ブラシが届きにくくなり細菌が繁殖しやすく口内トラブルが起こりやすくなります。

 

アフタ性口内炎の原因の一つと言われる「常在菌」に関しては、親知らずの場合、かなり過酷な状況にあると言えるでしょう。

アフタ性口内炎と親知らず〜口内ケアでアフタ性口内炎を回避〜

親知らずの周辺にできるアフタ性口内炎は、まず、常在菌が繁殖しやすいということが大きな原因の一つと考えられます。

 

実際に多くの方が感じていることとして、歯ブラシが届いていなかったり、磨き残しが生じやすいのが「親知らず」の周辺ですからね。

 

また、親知らずが隣の歯を圧迫して、それが原因で炎症をおこすこともあるでしょう。

 

また、親知らず全体が生えてこずに歯茎がかぶさっている状態や、歯と歯茎の間に汚れが入り込んで炎症を起こすなども、原因としてのウェイトは大きいでしょう。

 

このような場合には、もちろん「歯を良く磨く」というのも、常在菌の繁殖を抑える上では有効です。

 

しかし、親知らずの場合は、どうしても、歯ブラシが届きづらいことから強く磨き過ぎてしまい、歯茎に傷をつけることも多くなります。

 

そこでおすすめなのが、「生理食塩水」やカテキンによる殺菌効果が期待される「緑茶」などで「うがい」をすることです。

 

いつも通りに歯を磨いた後、親知らず周辺を入念にうがいしましょう。

 

また、あわせて食事療法でビタミンBを摂取することは、アフタ性口内炎の予防や改善にとても効果的な方法です。

 

ただし、親知らずによるアフタ性口内炎が「あまりにも繰り返される場合は、虫歯にもなりやすい傾向にあります。

 

親知らずが虫歯になり、さらにアフタ性口内炎が続く場合には、それだけ親知らず周辺に菌が繁殖している可能性が高いのです。

 

その場合は、虫歯と歯茎の病気ということも考慮して、早めに歯科医を受診するようにしましょう。

 

ちなみに、歯科医では口内炎治療に力を入れているところも多いですよ。

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